【HSP婚活失敗体験パート2】自己肯定感が低いと出会うダメ男

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パート1では元彼と別れたあと結婚相談所に入会するも解約し、マッチングサイトに会員登録するところまでをお話ししました。

【HSP婚活失敗体験パート1】マッチングサイトにたどりつく

HSPさん(Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん)のわたしがマッチングサイトに登録したこと自体、今思うと「思い切ったことしたなあ」と思います。
しかし、当時のわたしは不安と焦りで追い詰められていましたし、結婚相談所に大金をかけてお任せする前に自分でやれることはやってみようと思いました。

今回はマッチングサイトに登録したあと、最終的に5人の男性と出会ったお話をしていきます。

マッチングサイトでは受け身になる

マッチングサイト登録の際には、自分のプロフィールや写真、アピール文、希望条件などを入れます。

「なんて書いたら男性ウケがいいか」を当時は考えていました。
(そんなことより重要なことがあるのですが当時はまったく気づけないでいました)

試行錯誤してプロフィールなどを入力。
会員登録完了後は条件をフィルターにかけて絞り込みし、条件にあった男性を見つけることができます。
その男性たちにメッセージを送ることもできます。

わたしの当時の絞り込み条件は主に「年齢35歳〜50歳」「東京都在住」「年収400万以上」。
かなりたくさんの数の男性が表示されたので
「条件に合う人はたくさんいるんだ!」と喜びました。
しかし、一人一人の写真やプロフィール文を見ていくと、どうファーストコンタクトをとって良いかわからず、自分から男性にメッセージを送るということができませんでした。

結局、わたしにメッセージをくれた男性にお返事をしていきました。
完全に受け身です。
しかし受け身でも、新規登録した直後だけは、メッセージは多くきます。
マッチングアプリははじめ、「マッチ・ドットコム」に登録していました。

メッセージをくれた男性のプロフィールやメッセージの内容を見ると、「結婚を前提に」と考えている人と、「遊ぼうよ」という人の2つに分かれています。
真面目なフリして実は遊びたいだけ、というイケメンもいました(後ほど紹介します)。
明らかに遊びの人は返事を書きませんでした。
また「お断りボタン」のような機能でシャットアウトしました。
当時わたしは31歳でしたが、元彼が年上であまり抵抗がなかったことや、年収もしっかりとしていることなどから、40代の男性と会うことにしました。

自信マンマンの40代男性

その男性とは都内の居酒屋で会うことになりました。
和風スタイルの居酒屋で、落ち着いた感じの場所です。
仕事では責任のあるポジションで、自信を持って仕事に取り組んでいることなどの話を聞きました。
わたしは1対1のコミュニケーションはそれほど苦痛ではありません。
それはわたしに限らず、HSPさんの特徴でもあります。
HSPさんの特徴を知りたい方はこちらへ

また、コミュニケーション能力をあげる目的でエステ会社に入社して訓練したため、仕事モードでは会話上手になりました。
ですから、なんとなくその男性とも仕事モードを発揮して会話を続けることができたのです。
しかし、主に「わたしが聞き役」という感じでわたしのことを話す場面はあまりなかったように思います。
とはいえ、その男性は食事をご馳走してくれたことや、自信マンマンで話題が尽きない様子から、男性ってこういう感じなのかな?と思ったものです。
しかし、このまま進んで良いかは確信が持てませんでした。

その男性との3度目の食事のとき。
食事後に店を出た後、冬の夜の街を駅まで2人で歩きました。
男性が何気なく手をつなごうとしたその瞬間、思わずわたしは「手をつなぎ
たくない!」と思ってしまいました。
頭では「いい人かも」と思っていたとしても、心と体では「求めている人ではなかった」ということが「手をつなぎたくない!」と感じたことでわかってしまいました。
手をつなぐことをお断りしたのですが、そのことで相手の男性は怒りだしてしまいました。
怒る男性は怖かったです。

「その気がないなら3回も会うな!」と言われました。
その男性は3回目で、わかったのでしょうか?
わたしの態度でカン違いさせてしまったのでしょうか?
わたしには3回目で自分に合うかどうかなんてわかりませんでした。

しかし、「スキンシップしたくない」という感覚と、男性が拒否されて怒ったことで「わたしには合わない人だった」ということがわかりました。
スキンシップが一つの指標になりました。
感覚を大切にするHSPさんにとって、「手をつなぎたいかどうか」というのは参考になるのではないでしょうか?

女性に自信のない40代男性

次にお会いすることにしたのも40代の年上の男性。

「なぜ同世代の男性にしないの?」と不思議に思われることでしょう。
当時のわたしには自分では気づいていませんでしたが「同世代だとわたしのことを受け入れてくれないのではないか?」という恐れがありました。
また、結婚するならば、「収入が自分以上の人がいいだろう」とよく考えもせずに年上を選んでいました。

リアルに「こんな人がいい」というのは前回同様にイメージがありませんでした。
リアルに男性をイメージするどころか、プライベートで男性に接する機会が全くなかったので、わたしは世間知らずでした。
しかし、仕事上では男性と接する機会が多く、男性の外での一面を見てなんとなくわかっているような気になっていました。
(エステ会社の男性部門で店長をしていました)

ほとんどプライベートの男性というものを知らず、2人目の男性との食事することになりました。
その男性は上野公園内にある庭の素敵な料亭で会いました。
お店の雰囲気とてもよく、そして特別な店ということが一目でわかります。
「婚活に真剣に取り組んでいます」という気持ちが、お店の選択から伝わって来ました。
(特別な店だから真剣で、そうでない店はダメ、というわけではなく、おもてなしの気持ちがあらわれていたという意味です)

しかし、話をしてみると、女性と話すことに自信がないのか、あまり会話が弾みません。
1対1の会話を得意とするわたしがどんなに引き出そうとしてもイマイチでした。
仕方ないのでわたしがたくさんしゃべり、ちょっと疲れてしまいました。

さらに、前回の学びから、「スキンシップしたいかどうか?」「手をつなぎたい?」ということを考えてみました。
その男性は穏やかな雰囲気に好感が持てるのですが、「スキンシップしたい」という感じが湧いてきませんでした。
そのため後日お断りしようと思ったのですが、なんと言って断って良いかわかりません…。
断れないまま返事もできず、その男性に対して音信不通な態度を取ってしまいました…。
今思うとその男性にハッキリお断りすればよかったのですが、結局放置してしまいました。

そして数日後、その男性からわたしの勤務中にメールが来ました。
「渡したいものがあります、今近くに来ています。」
勤務しているエステサロンに来られたらいやだったので、ビルの入り口まで降りて行くことにしました。

今回はさすがにやっと、「ごめんなさい、お付き合いは難しいです」と断りました。
「プレゼントを渡したい」と言われました。断ったところ、
「これはあなたにあげようと思ったものだから」と言われました。
それまで断ったら申し訳ないと思い、仕方なく受け取りました。
プレゼントはパーカーのボールペンでした。
プレゼントを受け取ってしまったことで、ますますその男性に「申し訳ないことをした」という罪悪感がふくらんできました。

今回のことで、「違う」と感じたらハッキリ伝えないと相手に迷惑がかかることを実感しました。
それができないと、自分自身の罪悪感も感じてしまいます。
ハッキリ、スッキリと断るスキルが必要でした。
断るってHSPさんにはちょっとハードルが高いことですよね…。

遊びの目的のくせにそれを隠しているイケメン

2人の40代男性と会ってうまくいかなかったので、次は年齢をもう少し近づけて、探してみようと思いました。
今まで歳が近い人は避けていました。
そしてイケメンも避けていました。
(自己肯定感の低さから、イケメンのキラキラがまぶしすぎて無理だと思っていました)
ですが、たまたまマッチングサイトで30代のイケメン男性からメッセージがあり、会ってみることにしました。

待ち合わせ場所は平日の新宿駅夜6時半。
今までお店で待ち合わせだったのに、今度は駅で待ち合わせです。
ガヤガヤしている駅前でイケメンと挨拶。
するとそのイケメンは…。
「普通はこういう時は食事するだろうけど、俺は話が合うかどうかわかってから食事に行きたいので、まずお茶にしよう」と言い放ちました。

男性に慣れていなくて自己肯定感の低かったわたしは「ふーん、そういうものなのかな?」と思いました。
今ならば「夜でお腹も空いているのに、ご飯じゃなく、カフェに行こうってひどい人だよね」と思うのですが、当時のわたしは違いました。
結局そのイケメンのいう通りにベローチェというカフェへ。
さらに、カフェではワリカンでした。
今まで年上の男性と食事をしていたので、ご馳走してくれるのが当たり前でした。
もしわたしが男性の立場ならば、「コーヒーぐらいはご馳走するよな…」と今なら思います。

カフェではそれなりに話は続きました。
HSPの才能でもある聞き上手であることと、仕事柄の技術を生かし、相手の話を笑顔でよく聞いたからでしょう、コーヒーの後ご飯に行くことになりました。

なんと、お店は「はなまるうどん」。
はなまるうどんがダメというわけではありませんよ。
初顔合わせで「はなまるうどん」というのは何か腑に落ちないものを感じました。
落ち着いて食事できるわけでもありません。
しかも、当然ここでもワリカンです。
今の20代ならワリカンは普通でしょうが、当時は普通ではありませんでした。
ご馳走するのは男性の礼儀のようなところがありました。
そのイケメン男性は、「ワリカンは自分の主義なんだ」ということでした。

イケメンはその他にも「自分の主義主張」がたくさんありました。
「親を尊敬しない奴はダメだ」
「やりたいことはノートに書いて即行動、それができない奴はダメだ」
「君、エステをやっているならいつか自分の店を持つよね?それならノートに計画を書いて費用を計算して今から準備するべきだ」
などなど…。

はなまるうどんを出た後、今度はわたしの部屋で手料理が食べたいというのです。
会って2度目ですよ。
今なら過去の自分に言えます。
「そんなヤツ、やめときなさい!自分を大切にしなさい!」
しかし当時のわたしは自己肯定感が低く、男性に慣れていない、HSPの女性でした。
その時のわたしはイケメンの言うがままになってしまいました。

1回か2回くらい、部屋にやって来たでしょうか?
「料理をごちそうになるんだからお土産くらい持ってこないと」などともっともらしい事を言ってコージーコーナーのシュークリームを持ってきました。
コージーコーナーのシュークリームは美味しいですが、コージーコーナーの中で一番安いのですよね。
お金に対してケチで会話はもっともらしいことを言い、いつもえらそうでした。

そしてある時から音信不通になってしまいました。
電話は通じない。
メールの返事もなし。
その頃は「どうして電話に出てくれないのだろう?」と不安でいっぱいでした。
振り返ってみると、そのイケメンが好きだったというより、拒絶されたショックが大きかったのでしょう。
数ヶ月はショックのため次の婚活に進めませんでした。
今思うと、お金を巻き上げられないだけよかったのかも…。

自己肯定感が低いと、ダメ男と付き合ってしまいます

自己肯定感が低い状態で婚活するのは危険です。
まず、誰かと付き合ったり、結婚したりするのは自分のネガティブとしっかり向き合い、解消しているか解消しつつある状態でないとうまくいかないということ。
たとえ付き合ったり結婚したりして一時的に良い時代があっても、闇やネガティブを抱えたまま関係が進むと、その闇と向き合わざるを得なくなることが起こります。
例えば相手とすれ違いを感じたり、2人でいるのに孤独を感じたり、ケンカばかりしてしまったり…。

特にHSPさんは小さい時から「人と違う」ということや、周囲からの「もっと堂々としなさい」などの言葉により、自己肯定感が育ちにくい傾向があります。
わたし自身もそうでした。
自己肯定感が低いことで、自然と「ダメな自分」にぴったりの相手を引き寄せてしまうのです。
(これにはちゃんと脳科学的理由があって、それはHSPナチュラルガイドプログラムで詳しくお伝えします)

「相手が自分をもっと良く変えてくれる」ということはありません。
「自分が自分の理想とする状態」に変わって
「理想の相手を自分の力で引き寄せる」しかないのです。
当時はこの2点に気がついていませんでした。

HSPで自己肯定感の低いわたしの婚活はこの後もさらに失敗が続きます。

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