気になる人に話しかけられなくて悩む

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気になる異性に話しかけられないHSPさん

「気になる異性がいても話しかけられない」という恋愛のお悩みをよくお聞きします。
HSPさん(Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん)は特にその傾向が強いです。

・ドキドキしすぎてしまう
・こちらの緊張が伝わりそうで怖い
・最初にどんな言葉を使えばいいのかわからない
・話すこと自体が怖い
・ヘンに思われないか気になってしまう
・話しかけた後で後悔するかも

このような理由から話かけられなくなってしまっている方が本当に多いですね。

きっと皆さんも今までに話しかけられずに後悔していることがたくさんあると思います。

次にNさんというHSP女性の話しかけられずに後悔した話をご紹介しましょう。

あるHSP女性の、話しかけなかったことで後悔した話

Nさんは以前の職場で気になる男性がいました。
気になる男性は彼女の上司で、穏やかで話をちゃんと聞いてくれる人で、
「いい人だな」とずっと感じていました

しかし、彼のことを知りたくてもなかなか話しかけられません。

彼女はもともと人に話しかけるのは苦手で、
その男性とは仕事の用事以外では話すことはありませんでした。

うわさで「その男性は結婚していないし、彼女もいない」ということがわかりました。

Nさんは「わたしにもチャンスがあるかも」と期待しましたが、
仕事の用事以外で話したことはありません。

彼女は飲み会が苦手なのですが
(HSPさんは飲み会が苦手という方が多いです)、その男性がいるので
職場の飲み会には出席していました。

その男性がそばに座っているときは、ドキドキしました。
まわりの人たちがそれぞれ盛り上がり、
ぽっかりとその場に2人だけになったような瞬間がたまにあったそうです。
そんな時にも
「ちょっとしたことしか話せなかった」そうです。

「もっと彼と話がしたい」
とは思うのですが、実際はそれができませんでした。

事務的な会話はするのですが、
なかなか仕事の用事以外で話しかけることができない日が続きました。

その男性もおだやかなもの静かなタイプなので、
誰に対しても積極的に話しかける、という人ではありません。

「今日はあいさつ以外できなかった…」

「きっと、わたしが好意を持っていることすら、気づいてないかもしれない…」
「わたしなんてきっと好きになってもらえるはずがない…」

仕事の合間にふと彼が目に入ると、何もできない自分に自己嫌悪し、
気持ちが落ちていきました。

「そんなことより仕事に集中しよう!」と
しだいに「好き」という気持ちすらおさえるようになってしまいました。
「わたしにはムリなんだ…。もう彼のことをあきらめよう」と考えたそうです。

ところがある日、
「Nさんに相談したいことがあるんだけど、後でご飯でもいいかな?」
とその男性に話しかけられました。
彼女は
「え?急にわたしに相談?何だろう…?もしかして…」
とドキドキが止まりませんでした。

場所は皆もよく利用する職場近くの洋食屋さん。
食事が終わりコーヒーを飲み始めたところで
男性は話し出しました。

「今日は時間を作ってくれてありがとう。
仕事のことではないのだけど、相談があるんだ。
君なら信頼できるし、相談しやすいと思って。
実はね、最近知り合った人でね、気になる女性がいるのだけど…」

彼女の心はまるでガラスのようにガシャーンと割れてしまいました。

彼女は自分のショックを隠しながら、
彼の話を最後まで聞いてあげたのですが、
あまりのショックでその後どうしたかなどは全く覚えていないそうです。

そして彼女はとても後悔したそうです。

気になっていた男性は相談を持ちかけるくらいですから、
Nさんに対して少しでも好意はあったのです。
今思えば、彼女も何となくそれは感じていたそうです。

「もっと前に自分が好意を持っていることを伝えていればよかった」
「話しかけていればよかった」
「タイミングとわたしのアピールで、違う結果になったかもしれない」
残念に思う気持ちを彼女は話してくださいました。

もしかしたら彼女のような経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

HSPさんだってトレーニングで話しかけやすくなることは可能

HSPさんの多くは「話しかける」ことがニガテかもしれません。

ですが「話しかける」ことは技術ですから、
訓練によって緊張を減らし、
スムーズに話しかけられるようになります。

では次に、どんなふうに訓練したらよいかご紹介します。

HSPさんが話しかけやすくなるトレーニング3ステップ

天気や気候の話を使う

これは「おはようございます」というあいさつだけで終わらせない、
ツナギの言葉です。
「今日は涼しくていくぶんラクですよね」という感じで、
少しでも長く話し、次につなげるためのワンクッションです。
あくまでもツナギですので、
ここで終わらないように意識して次に行きましょう。

軽くほめてみる

異性の場合、何をほめたらいいかわからないと思われるかもしれません。
「わざとらしいんじゃないか?」と心配になるかもしれません。
ですが、むずかしく考えなくても大丈夫。
ほめられたり、自分のことに関心を持ってもらえることは、
誰でもうれしく思います。
だから気軽にその人の服装や、行動などをほめてみましょう。
「この部分をほめている」と相手にわかるように、
具体的にほめてみましょう。
例えば「昨日の△△部長への対応、とても早かったですね、さすがです。」とか、「今日のネクタイ、スーツの雰囲気にぴったりですね」とか、
そんな感じでいいと思います。

質問する

ほめた後に質問することで、相手は気持ちよくこたえてくれます。
「昨日の△△部長への対応、とても早かったですね、さすがです。」
とほめた後に、
「わたしの場合は色々考えてしまって、
なかなか□□さんのようにはできません。
ふだんから何か心がけていらっしゃることがあるのですか?」
と質問してみましょう。
相手に話してもらうことで、こちらが考えなくてよいのでラクになりますし、
相手のこともたくさん知ることができます。

以上の3つのステップはトレーニングですから、やればやるほど、スムーズにできるようになります。
筋トレと同じで、必ず身についてくるもの。

とはいえ、いきなり気になる人と話すとなると、
肩の力が入ったり、ドキドキしすぎたり、刺激が強くなりすぎますね。
ですからまずは友達や、職場の話しやすい人から試してみてくださいね。

けなげにチャレンジしているあなたがステキです

とはいえ、なかなかスムーズに言えない、ぎこちなくなってしまう、
という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。

ぎこちなくてもなくても大丈夫です。
「ぎこちなくてヘンに思われたかもしれない」
と心配になってしまうかもしれませんが、
そんなあなた様子を相手は「いいな」と感じるかもしれません。

「けなげにチャレンジしている自分もいいな」
と思え、自信にもつながります。

つまり「うまく話せるから幸せになれる」ということではなく、
チャレンジすることに価値があるのです。

あなたにぴったりの人と出逢ったら、話しかけて関係を深めていくことにぜひチャレンジしてほしい。

そのプロセスで喜びや自信に繋がるのを感じてほしいなと思います。

だから、不安に思わず、少しずつチャレンジしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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