交際相手を傷つけない断り方に悩む

People in distress

HSPさんが断り方で悩む4つの理由

HSPさんにとって、
婚活中に「別れたい」「もう会いません」と断りを入れるのはかなり大変なことが多いようです。

理由は主に4つあります

・断ること自体に申し訳ない気持ちになり、ストレスを感じる
・相手をできるだけ傷つけないで断るにはどうしたらよいか、考えすぎてしまう
・断った後の相手の反応が怖い
・別れてしまったら、この先もう誰にも出会えないのではないか?という不安

今回は、HSPさんが
「相手をできるだけ傷つけないで上手にお付き合いを断るにはどうしたらよいか」
について考えてみましょう。

「傷つけずに断わるにはどうしたらいいか」を考えすぎて、ドツボにはまってしまった人の話

ある女性は35歳で婚活を始めました。
「そろそろ始めないと、手遅れになるかも」とマッチングアプリに登録。
男性と付き合ったことは1度だけ、それもかなり前だったので最初は何が何だかわからず手探りだったそうです。

そんな中、1人の男性と食事することになりました。
デートの当日のこと。
相手の男性は話題豊富で気さくなため、
沈黙もなくスムーズに時間が流れていきました。
共通の話題もあり、話しやすい人だと感じました。
彼女はホッとしました。
「わたしでも、男性とデートできるんだ」
という自信が出てきたそうです。
気楽に誘ってくれる男性でしたので、
その後も何度か食事することになりました。

ただ、ふと、「何かちがう気がする」という感覚もありました。
しかし彼女は、
「まだ出会ったばかりで相手のことをよく知らないのだから、もう少し様子をみよう」と思ったそうです。
そんなあるとき、箱根へドライブに出かけることになりました。
「何かちがう…」という気持ちは相変わらずあるままでしたが、
ずっと車内でいっしょに過ごし、観光地をまわったりしたそうです。
彼と長い時間一緒に過ごすことで、
「何かちがう…」という思いはますます強化されていきました。
表面では笑顔を作ることはできても、心の底ではドライブを楽しむことができませんでした。
相手の男性は彼女のそんな気持ちに気づくことはありませんでした。

彼女は帰宅したあと、ドッと疲れてしまいました。
彼は年上で女性の扱いも慣れているし、
明るくて話題も豊富で楽しい人。
でも、「何かちがう…」のです。

翌日、男性からメッセージが届きましたが、
彼女は返事をすることができませんでした。

「返事をしなくちゃ、だけど『楽しかった』と書いたらウソになる…。」
「だけど、『楽しめなかった』と本当のことも書けない…。」
「そもそも、また会いたいのかな、わたし?」
「なんて返事したらいいのだろう?」

そんなことを考えているうちに、
返事をしないまま時間ばかり過ぎていきました。

返事を1週間以上も放置し、男性からは山のようにメッセージが入っています。

「返事をしなくちゃ、だけどどう返事していいかわかならない…。」
「相手をできるだけ傷つけないで断るには、なんて断ったらいいの…。」

当時彼女は婚活について相談できる人がいなかったため、
1人で悩んでいたそうです。

2週間くらい返事を放置したあと、ようやく彼女は返事をしました。
「お返事できなくてごめんなさい。もう会えません。今までありがとうございました。」
という、とても短いものでした。
その短いメールに相手の男性は怒って長文メールを送ってきました。
「返事をしなかったこと」
「断り方がひどい、傷ついた」
「断るにしても理由が知りたい」
というものでした。

彼女は「男性が怒るのも当然」と思いながらも、
ますます気持ちが落ちていきました。
しかし、このままではいけないと覚悟を決め、
思い切ってメールで「何かちがう…」と思った点一つ一つを
男性にぶちまけたそうです。
(電話は苦手なのでやはり長文メールです)

そうこうしてようやく関係に区切りがつきましたが、
彼女にとってはものすごくストレスのかかる体験でした。

「傷つけずに断るなんて無理だったし、自分も疲れきった」
と落ちこんだそうです。

「傷つけずに断わるにはどうしたらいいかを考えすぎて、
ドツボにはまってしまった。
それよりも、早めに感じたことを伝えていけば、
相手にも自分にも良かったのではないでしょうか」
そうおっしゃっていました。

私もその通りだと思います。

この方の体験や、他のHSPさんのお話をお聞きしていても、
「おつきあいを断ることが難しい」というお話はよく出てきます。

HSPさんには食事に誘われただけなのに断るのがとてもストレスという方や、

断ることを恐れるあまり「お付き合いをスタートすることすらできない」

という方もいらっしゃいます。

でもだからと言って
初めから婚活をあきらめてしまうのはもったいないことです。
あきらめるのではなく、工夫で乗り切りましょう。

HSPさんがスムーズに断われる知恵

何を工夫すれば良いかというと、
断り方を付き合う前から決めておくことです。
あなたなりの定型文をあらかじめ作っておきましょう。

お断り文句を用意しておくことで、
その都度、理由や断り方を考えなくてもよいので
気持ちが楽になります。
動きが軽くなります。

断るのに深い理由をお相手に話す必要はありません。
断られた方には理由を話すことでショックを与えてしまうだけですから、
サラリとした内容で良いと思います。
(男女の別れに「理由を話す必要」はあまりないのかなと、個人的にも思っています)

断り文句は例えばこんな感じです。

「あなたと家族になるというイメージがどうしてもできないの。
ごめんなさい」

こう言われたら、もう、どうしようもありません。

こんな風に、最初に断り文句を作っておくと安心ですね。

このようなアドバイスをさせていただくのは、
婚活をしようと決めたなら、
断ることの罪悪感やストレスを事前に心配しすぎることなく
あなたにぴったりのお相手に
ぜひ出逢っていただきたいからです。

あなたに合った、あなたらしい婚活のやり方を見つけましょう

HSPさんは、婚活に限らず先のことをたくさん考えてしまいます。
そしてどちらかというと、不安なことをより多く考えてしまうので、
行動できなくなってしまう方が多いです。

不安要素は考えるといくらでも出てきますよね。

ですがそのぶん、楽しいことも同じくらいたくさん考えてほしいのです。
婚活を始めて、あなたにぴったりの男性と出逢えたなら、こんなに心が弾んで楽しいことはありません。
そしてその男性と信頼感を深め、毎日ふたりで心地よく過ごせたなら…。
ますます幸せを感じることができますよね。

だからこそ「断ることが嫌だから婚活を始められない」とは
思っていただきたくないのです。

婚活は確かに疲れてしまうこともあります。
だけど「あなたにあった婚活のやり方」さえ見つけてしまえば、
過剰に刺激を受けることも心配しすぎることもなくなります。

自分のやりかたを決めてあるぶれないあなた
自然体のあなたでふるまっていれば、
「断ることが難しい」と感じることも減りますし、
なぜだか断らなければいけない出来事も減ります。
ほんと、不思議です!

だから断り方で悩まなくても大丈夫です。
「あなたにあった婚活のやり方」をしっかり見つけて
生き生きと婚活にとりくみましょう。

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