うまく話せなかった新入社員時代

speak well

いちばんキツイ新宿店を希望した

「コミュニケーションに自信をつけたい!」

と思って大手エステ会社に就職。
配属されたのは新宿店。

2000年4月当時、

新宿店は

関東で一番お客様とスタッフの数が多いお店。

当時八王子に住んでいたけれど、
八王子店を希望せず
新宿店を希望した。

なぜかって?

「関東でナンバーワンの店なら
きっと勉強になる」

「コミュニケーション力をつけて
キラキラした人になりたい」

そう思っていたので迷わず新宿を希望した。

当時付き合っていた彼も
「働くなら本店の新宿がいいのでは?」
と勧めてくれた。

他人の意見に左右されちゃうのが
HSPの弱いところなのよね…。

HSPさん(Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん)
とは、
生まれつき繊細で感受性が強く、
刺激に弱い性質がある人のこと。

テキトーに仕事をこなせない

HSPでメンタルが弱かった学生時代。

「変わりたい!強くなりたい!」

そう思って大手エステ会社に就職した。

新宿店は売上ナンバーワンの店だけあって
仕事量はものすごかった!

朝早くから夜遅くまで。

技術レッスンと開店準備を始業前にして

営業中は接客、準備、片付けに追われていた。

土日はお昼ご飯を食べる時間がないので

開店前におにぎりをお腹に押し込んでいた。

当時のエステ業界と言えば
美容室と同じ、
ブラックな分野。

上下関係が厳しく先輩の言うことは絶対。

ブラックですね(笑)

でもそんなことは当時考える暇もなく

仕事に慣れることに必死だった。

他の同期たちはもっと世慣れしていた。

仲間とおしゃべりしたり
非常階段で煙草を吸ったり
(2000年ですから)

うまく息抜きしていた。

仕事を適当にこなしていた。

同期は自分なりに
休憩を上手に入れていた。

私は同期とうまく話せない。

適当に仕事をこなせない。

同期のスマートさが
うらやましく思えた。

幸いだったのは
当時のマネージャーが
とても良い人だったこと。

怒ったら怖いけど

繊細過ぎて緊張しいで不器用な私を
否定せずに
指導してくれた。

エステサロンで働いているのに顔中にニキビって…

先輩に何か言われると
ビクッとして
「はい、わかりました」
としか言えなかった当時。

指示されたことについて
よく理解していなくても
「はい」
って反射的に答えていたときもあったから

いざ行動するとなると
「これってどんな風にやったらいいんだっけ?」
と同期に聞きなおしていたこともある。

先輩がイライラしていると
質問があっても聞けなかった。

マネージャーに話しかける時は
ものすごーく緊張した。

「ビクビクするな!」

よく言われた。

今思うとこんなんでよくやっていたなあと
感心してしまう。

こんな調子だったので
気付いたらダイエットしていないのに
体重減。
顔中ニキビだらけ。

エステサロンで働いているのに
顔中にニキビって…。

上司や同期みんなに心配された。

心配されるのも嫌だったし、
顔を見られるのが嫌だった。

仕事に行くのが辛かったけど
「仕事に行かない」
という勇気やアイデアもなかった。

完全に私は「会社の求める人材像」
に染まっていたんだなあ。

HSPはやりすぎて自分をすり減らしちゃう…

HSPさんや繊細さんは染まりやすいよね。

共感力がすごいから。

「こうしてほしい」
というのがわかってしまう。

「求められていることをしなくちゃいけない!」
と思い込んじゃう。

HSPさん繊細さんがサービス業をしたら

「気が利くわね!」

ってお客さんには喜ばれます。

サービス業以外でもきっと上司や先輩に
「気がきくね」
とほめられます。

それがうれしくて
自分の居場所はここだと思って
やりすぎて
自分をすり減らしちゃう…。

これ、
HSPさん繊細さんの「あるある」なんです。

喜ばれるのは仕事の上で大切だけど
自分をすり減らしてまでやってはイカン。

自分軸、ブレてた

自分の軸はしっかり持って
そのうえで頑張るのはOKだけど

あくまで、

「自分の軸」がしっかりあってのことです。

「強くなる」

という目的を持って入社したんだけど

ニキビが顔中にできるなんて

働いているうちにユラユラ~と

軸が揺れたり
ブレそうになってたんだなあ…。

職場で泣きました!

マネージャーに何か指示をされたとき。

「それはこういう事でよろしいですか?」

と聞き返してみた。

普通の人には当たり前のことだけど
当時の私には
聞き返すなんて緊張してできなかった。

そうしたらマネージャーが言った。

「聞き返せるようになったね。
成長したね!」

「ずっと見ていたよ

地味で目立たないけど頑張ってたのは
知ってるよ」

と言ってくれた。

私は何かがプツン!と切れて
涙がボロボロと溢れてきた。

自分を見ていてくれた。
認めてもらえた。
嬉しかった。

泣いても大丈夫なんだ

人前で泣くなんてあり得なかったけど

泣いたらことのほかスッキリした。

誰にもそのあとに変に言われなかったし

泣いても大丈夫なんだと思った。

泣いたらちょっぴり強くなった。

この出来事がきっかけで

ますます仕事に打ちこむことになりました。

「この会社で強くなろう!」と
さらなる決意をした新入社員の時のお話でした。

💛さゆりん&のりりんのInstagramへぜひお越しください!
HSPさゆりん&発達障害のりりん@恋愛・結婚の悩みを解決するトリセツ
\発達障害モラハラ男との結婚・恋愛プロファイリングと対策/
▶カサンドラ脱出HSP妻(大浦さゆり)×発達障害夫(大浦のりあき)
▶発達心理学と家族心理学で分析してアドバイス
▶対策は「相手用トリセツ」と「自分用トリセツ」で
▷困ったときは「相談したい」とDMください💕

★毎日お昼に踊りながらこんなリード動画出してます
・発達障害夫は店内で大声で叫んでも平気問題
・発達障害夫にはどうせ言ってもわかってもらえない問題
・発達障害夫は「使った食器が溜まるまで洗わなくていい」と言い張る問題
・発達障害夫が追い込まれてナス畑づくりにやる気になった事件
・発達障害夫は洗濯ものを干しに出たことを忘れる問題
・発達障害夫はかわいいのか憎たらしいのか問題
・男性は結婚したら妻の幸せなんて知らん問題
・発達障害夫の好き勝手あばれホーダイ問題
・「あなたが自分で選んだ人でしょう」ですまされるカサンドラ妻問題etc.