HSS型HSPに適職があると思うのは間違い!

HSS型HSPとは

HSS型HSPは、刺激に敏感(HSP)な性質と、刺激を求める(HSS)資質.

この矛盾する性質を持つ人のことを言います。

人口の20%がHSPだと言われます。

そのHSPのうちのおよそ30%がHSSだと言われています。

日本人は繊細なので30%がHSPだとして、30%の30%で9%くらいがHSS型HSPです。

左利きの人口が約10%だそうですから、それくらいです。

10人いれば一人は必ずいる。これがHSS型HSPです。

HSS型HSPが苦労する理由

HSS型HSPの第一印象は明るくて社交的です。

わりと誰とでも仲良く接することができるので、第一印象は愛想の良い人や、社交的な人と思われやすいです。

しかし、実際には刺激に弱いので、たくさんの人と交流をしたり、イベントに参加したりすると疲れ切ってしまいます。

このように人付き合いをそつなくこなせるHSS型HSPですが、

付き合いが長くなるにつれて面倒くさくなり、自然とフェードアウトすることが多いです。

気に入ったお店を見つけるとHSS型性質が出てよく通うものの、

HSPなので人と距離を置きたがるので、いきなり行かなくなったりします。

周りからは「やりたいことをやってるんだから悩んでなんかなさそう」と思われています。

やった後で後悔したり、言ってしまったことで悩むことも多いのですが、

家族や親しい友人に相談をしても「やってしまったことは仕方ないでしょ。」「たいしたことない」という感じで、

実のある救われる言葉がもらえません。

それがたいしたことないと思えたらはじめから苦労しません。

自分の力ではどうしようも出来ないから苦しいのです。

アクセルとブレーキを同時に踏むこのわけのわからないこの苦しさは、HSS型HSPの人にしか分かりません。

きっと想像もつかないのでしょう。

ネットに出ているHSS型HSPに向いた仕事

HSPの気質である繊細さと共感力の高さと、HSS型の気質である好奇心旺盛さが活かせる仕事が

一般的には向いていると言われています。

インストラクター・臨床心理士・セラピスト・ネイリスト・カウンセラー・エステティシャン・占い師

医師・看護師・介護士・獣医

プログラマー・エンジニア・webデザイナー・webマーケター

グラフィックデザイナ・映像クリエイター・CGデザイナー

脚本小説家・絵本作家・画家・漫画家・ゲームクリエイター

カメラマン・ハンドメイド作家・コピーライター

清掃員・家事代行・倉庫作業・警備員・図書館司書・事務・経理

営業・ツアーコンダクター・企画開発職

こうした仕事はHSS型HSPに向いているとネットに書いてあります。

一方、変化の少ない流れ作業や、1人の時間を持てない仕事はHSS型HSPに向かないとネットには書かれています。

自分のペースで働けないと、本来の力を発揮しきれずストレスが溜まってしまうからです。

こうした仕事はHSS型HSPに向いていないとネットに書いてあります。

事務職・ライン作業・オペレーション業務

役所や銀行の窓口業務・自衛隊・警察

コンビニやスーパーなどの接客業

こうした仕事はHSS型HSPに向いていないそうです。

HSS型HSPはどんな仕事も長続きしない

HSS型HSPの向いた仕事、向かない仕事のこうした整理は、

それはそれで間違ってはいないと思いますが、

どんな仕事についても、HSS型HSPは長続きしません。飽きてしまうのです。

HSS型HSPの仕事を考える時、ここがもっとも大事なポイントです。

HSS型HSPは、興味があることには積極的に挑戦するけど、飽きることも多いのです。

趣味や思考がコロコロ変わってしまうのです。

「あれがやりたい、これがやりたい」と色々挑戦はしてみるものの、

ある程度やりきって満足すると「なんか、もう飽きたからいいや」と急に熱が冷めてしまう。

刺激追求型HSS(High Sensation Seeking)は絶えず目新しい経験を求めます。

これまでしたことのない初めての経験を探して求めるのです。

好奇心が強くて、新しい経験に挑戦することで生きてると感じます。

またHSSは、抑えつけられることを嫌います。

誰かに決めつけられたり、規則や慣習を押し付けられると、その状況からどうしても脱出したくなります。

HSS型HSPは、物事にハマってしまうと熱中になりやすく頭から離れなくなりがちです。

一度興味を持つととことんその事を調べ、研究しのめり込む傾向にあります。

しかし好奇心旺盛で新しい事が好きなため、他のことに興味が湧くと意識が移ってしまいます。

またHSS型HSPは、仕事内容だけでなく、毎日顔を合わせる人が同じ職場も、

新しい刺激が欲しくなり物足りなさを感じてしまいます。

ゲームなどでかなりの実力者になると他のゲームに興味を持ったら迷いなくそっちにいきます。

一つのことに集中していながら新しいこともやりたくなって手を出してパンクしがちです。

興味を持つと没頭するため、他の人より商品の知識などは深くなる傾向がありますから、

営業活動などで仕事の成績が良いHSS型HSPの人も多いです。
しかしふとした時に、人と関わることにストレスを感じたり、他に興味が移ると、あっという間に転職したり仕事をやめたりしてしまいます。

HSS型HSPに適職はない!

HSS型HSPに1番多い悩みは、自分の適職がわからないことではないでしょうか。

実際に向いてる仕事と言われている仕事についても、

上手くいかなかったという経験をしたことあるHSS型HSPの人も多いと思います。

多くのHSS型HSPが実際に何度も転職を繰り返していると思います。

その原因は、HSS型HSPが、好奇心旺盛で刺激を求める人だからです。

その職についたときにはやる気満々で、人と話すことや新しい知識を好むのでどんどん仕事を覚えていきます。

成果も人より早く出せます。

しかし、当初の刺激がなくなると、その仕事はルーチンワークに思えてきてしまうのです。

HSS型HSPの人にとって、変化がない仕事は大きなストレスになったり、他に刺激を求めることになるので、

仕事が長続きしないことになります。

また仕事内容だけでなく、常に事務所にいる仕事や、毎日顔を合わせる人が同じ職場も、

新しい刺激が欲しくなり物足りなさを感じてしまいます。
「自分は何がしたいのか?」「人が好きなのか嫌いなのか?」

考えだすと止まらない自問自答に陥って、結局、何が適職なのか分からないと悩んでしまう人もいます。

HSS型HSPは自由度の高い仕事を渡り歩こう!

HSS型HSPには適職はないけれど、適した働き方はあります。

それは、定期的に自由度の高い仕事を渡り歩くという働き方です!

いつ大企業が倒産しても不思議ではない時代が来ています。

誰も終身雇用などを期待していません。

副業どころかひとりで何種類もの仕事についている人も増え続けています。

もう誰も1つの仕事に縛られる必要はなくなりました。

刺激を求め続けるHSS型HSPにとって理想の時代が到来しました。

もう、仕事が続かない自分を責める必要はありません。

むしろ、色んな仕事が経験できるって素敵なことです。

より自分が働きたい仕事と環境を求め、それに飽きたり、ほかにやりたい仕事がでてきたらそちらに移ればよいのです。

いまや1つの会社に縛られないのは当たり前ですが、これからは1つの仕事にも縛られすぎないことが幸せな職業人です。

興味のあることには何でも挑戦して、行く先々でそれなりの結果を出せる人になる。

HSS型HSPの理想の働き方です。

やりたいことは何でもやってみましょう。

そして、飽きたなら次の興味へ向かって突き進めばいいだけです。

HSS型HSPは好奇心旺盛の為、人より多くの知識を持っていることが多いです。

その為、他の人と違う角度のアイデアや今までなかった斬新なアイデアを出せます。

そして「これだ!」と思った意見があればすぐ行動に移すことができます。

HSS型HSPは自由度の高い仕事を渡り歩くのに必要な資質を十分に備えています。

自分の強み・得意分野を理解する

定期的に自由度の高い仕事を渡り歩くという働き方の魅力はわかっていただいと思います。

しかし、あなたはこうは思いませんでしたか?
「若いことならそれもいいでしょう。

しかし年齢を重ねたら、落ち着いてひとつの仕事に専念するのがよいのではないですか?」

好奇心いっぱいで変化を好むHSS型HSPは遺伝子レベルでの性質ですから、この性質は一生消えません。

だから、年をとったら自由度の高い仕事をあきらめるのではなくて

自由度の高い仕事を渡り歩きながら、年をとるにつれて、安定も同時に手に入れる働き方を計画的にする必要があります。

その計画のスタートは、自分の強み、得意分野を理解することです。

自分の強み、得意分野を分かっていなければ、適切な計画を立てることができません。

人の話を聞いて癒してあげることが得意なのか、シナリオを考え出して文章にすることが得意なのかでは、

渡り歩く仕事の内容がまったくちがいますし、苦手なことなら上達もしませんしもちろん、仕事にやりがいも喜びも生まれません。

若いうちは興味のある仕事があれば、まずは経験を積んでみて、どのような仕事が得意・不得意なのかを見極めてみるのもいいかもしれません。

しかし遅くとも30代になったら、将来を考えて仕事を選択していかなくては、時間がもったいないです。

自分の強み・得意分野を磨く

自分の強みを理解したら、その強みをさらに磨ける仕事を選んで渡り歩きます。

例えばIT技術力が強みであれば、経験を積むとともに、新たな技術やプログラミング言語などを習得できる仕事を選ぶということです。

ここで重要な視点は、目先の高単価より、将来需要のある知識やスキルを身につけられる仕事を選ぶということです。

身分は自営業者であろうとフレキシブルな働き方の許される会社のサラリーマンであろうと、こだわりません。

あるときはサラリーマンをして、自由度が低いと感じたらさっさとフリーランスのような自営業者になりましょう。

経済的に不安が出たら、1年間の契約社員となって、安定収入を優先させましょう。

新しい環境に全力で慣れる

自由度の高い仕事を渡り歩くとなったとき、絶対に必要なことがあります。

新しい仕事や職場に「早く馴染む」ことです。

HSPだから、新しい環境は刺激たっぷりで、最初の1週間は疲れ果てるでしょう。

しかし慣れてしまえば、それがあなたにとっての普通になるので、もう過剰なストレスは感じなくなります。

人間関係に慣れればなんとかなりますから、とにかくあたらしい職場の顔と名前を憶えて、

社内の用語を覚えて、社内のネットワークを把握して、業務を少しずつでもこなせるようになれば一気に楽になります。

自分なりのペースが必ずあるので、試行錯誤しながら見つけていってください!

ステージを変えていく

自由度の高い仕事を渡り歩くという生き方は、

ステージを変えていく意識を持っておくところに意味があります。

HSPナチュラルガイドは今は最適なタイミングとしてデトックスサロンをお勧めしていますが、

これは成長産業なので新規参入者が増えてきて10年後には飽和状態になっていることでしょう。

どんな仕事もそのまま同じことをやっていては先細りしますし、HSS型HSPですから飽きてきます。

よりよい仕事を為すために、別の働き方を選択したほうがよいと感じられるようなタイミングがいずれやってきます。

そうしたタイミングになったら、思い切って次のステージへと歩みを進めていくことが大切です。

次のタイミングが来るのは人によっても、仕事の内容によっても異なります。

1年でやりきったと思える仕事もあれば、10年でどうにかいいところまでいけたかなと思える仕事もありますし、

人によってもその感じ方が違います。

ステージを変えるというのにも様々な意味があります。

サラリーマンだけをしていた人が、副業するのもステージを変えることですし

副業を複数持つのもステージを変えることです。

副業から会社を辞めて起業するのもステージを変えることですし

スキル経験が上がって仕事の単価を変えるのもステージを変えることです。

複数のフリーランスで集まってチームで仕事をするのもステージを変えることです。

個人事業主のまま、人を雇用して、事業を拡大していくのもステージを変えることですし、

個人事業主から、会社経営者に転じるのもステージを変えることです。

個人事業と会社経営の2足のわらじをはくのもステージを変えることです。

このように自由度の高い仕事はいくらでもあります。

これが、自由度の高い仕事を次から次と渡り歩く軽やかな生き方です。

例えば大手広告代理店の電通では、一部の正社員を業務委託契約に切り替えて個人事業主として働いてもらう制度を開始しています。

2021年1月から全体の3%の230人が個人事業主化しました。

将来は大手企業でフリーランスとして働く人が増えるかもしれません!

HSS型HSPはニュータイプだった!

HSPは精神性が高く、スピリチュアル好きの人が多いです。

風の時代と言われる現在を、もっとも素直に受け入れている人たちかもしれません。

HSSは刺激を求めて活動するように生まれついていますから

もしかしたら、この地球という学びの星で

もっとも学びに適した性質の人かもしれません。

こう考えるとHSS型HSPは、精神性と行動力の両方を遺伝子に組み込まれて生まれてきた、

いわばニュータイプと言えるのではないでしょうか。

まさに五感をフル回転させる繊細な感性を大切にしながら、

地球ならではあのたくさんの経験を積めるという、

精神性主体の風の時代の申し子と言えるのではないでしょうか。

自分を磨いて価値を生み出していきたいという時代の要請に、

仕事を通して、生き方を通して、応えていけるのがHSS型HSPではないでしょうか。

HSS型HSPの気質は、宇宙からの最高のギフトなのです。

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