「私のことに興味持ってくれてないかも」というご相談
「自分が
HSPさん（Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん）
ということは感じていたのですが、
彼がHSPか、そうでないか（非HSP）
ということはあまり気にしてませんでした。
今まで自分ひとりだけで関係を深めたり
良くしていこうと努力していて、
彼はあまり考えてくれないと
不満に思っていました。
わたしの気持ちをわかってくれない
わたしの事に興味持ってくれてないの？
と寂しく思っていました。
最悪の場合は別れなくちゃいけないのかな？
でも、別れるって勇気がいるし…。
でもこのままだと別れを切り出されるかも…。
ひとりでモンモンと悩んでいたら
とても落ち込んで
彼とのラインや電話も出ずらくなってきて。
それはHSPならではの悩みです
彼氏さんは非HSPですから、
あなたと行動パターンや考え方が違って当たり前なんです。
HSPと非HSPペアは
【お互いの違いを理解しよう】
という気持ちさえあれば、
互いにないものを補って
支えあえる良さがあるんですよ。
理解しようという気持ちが一番大事です。
「彼を理解する気持ちが欠けていたかもしれません」
相談者さんの言葉です。
「彼のことはよく知っていて
彼の好みもわかっていたつもりだけど、
【彼を理解する】
気持ちが欠けていたかもしれないと
気づけました。
まず自分の気持ちを整理して、
そして彼を理解したうえで、
わたしのことも理解してもらえるよう
少しずつ話す努力を始めました。
彼はわたしのことを
よくからかって遊ぶんですけど
（悪気はないとは頭ではわかるんですが）
わたしはからかわれるのがすごく嫌で。
後になっても嫌な気持ちを引きずって、
『どうしてあんなこと言うんだろう？』
ってすごく悲しくなってました。
そういうことも、
丁寧に、彼を責めないように気を付けて
説明しました。
『今まで気づかなかったよ。
もっと早く言ってくれたらよかったのに。
俺と同じように楽しんでると思ってたんだ。
ごめんね。』
と言ってくれて。
お互いを理解して
もっと深い関係をに
なれたらいいなと思っています。」
わたしからお伝えしたいたった一つのこと
HSPさんと非HSPさんは個性がまったく違います
このお話はHSPさんなら一度は
悩んだことがあるかもしれませんね。
普通の恋愛相談であれば
「気のせいよ、
あなたの気にしすぎ。
だってうまくいってるじゃない。」
とか、
「無関心なのはまずいね…。
彼に優しくしてないんじゃないの？
浮気されないように気を付けなよ」
なんて言われてしまいそうですが、
HSPの皆さんは普通の恋愛相談とは、
ちょっと違うポイントがあるんですよね。
それは何かというと、
非HSPがパートナーや恋人だった場合
自分と全く個性が違うということなんです。
それはもう、考え方も正反対です！
HSPのあなたなら
相手のことを
よーく理解しようとしますよね？
相手の今の気分も敏感に察知して、
機嫌が悪くならないよう気を使ったり、
喜んでもらえるよう頑張ったりしませんか？
だけど、これができるのは
HSPならではなんです。
非HSPの方は、
それほど他人の気分を感じませんし、
相手のことを深く気にしません。
（訓練によって観察できる方はいらっしゃいますが）
無関心、とも違います。
「自分が楽しければ彼女もきっと楽しい！」
と思いこんでしまっていることが多いです。
ここに悪気は全くありません。
ただ、
自分と同じと考えやすいのです。
わたしたちHSPは、少数派ゆえにいつも
「まわりの人との違い」を感じてます。
さらに
「わたしっておかしい、ヘン！」
と思い込んでしまいがちなのです。
そう思うのにはHSPならではの理由があり、
思ってしまっても構わないのですが、
だけど、変ではありませんから！
まわりの人との違いを意識するHSPと意識しない非HSP
話を「まわりの人との違い」に戻しますね。
非HSPの方は
「まわりの人との違い」を意識する機会は
HSPの方に比べて少ないです。
それに、大好きな人には「自分と同じであってほしい」
という思い込みも働いてしまうので、
「俺が楽しければ彼女もきっと楽しい！」
こんなすごい勘違いをしてしまうんです。
彼に悪気はない場合が多いんです。
「彼女に喜んでもらいたい」
という純粋な気持ちが中心にあるのに
彼女をきちんと理解できていないために
傷つけてしまっていた…。
とてもモッタイナイ話です。
おふたりで思い込みや勘違いをなくしていく努力をし続ける
そういう【思い込みのすれちがい】をなくしていくことが
パートナーシップではとっても大事。
そのためには対話が必要です。
HSPのあなたは一対一の深い話は大好きなはず。
自分の正直な気持ちを話すのには勇気がいりますが
話し方は訓練によってラクになりますから
少しずつトライしてみてください。
ポイントは相手を責めるような言い方をしないこと。
思い込みや勘違いをなくしていけば
ストレスの少ないパートナーシップが築けますよ。
とはいえ、どんなに良好なパートナーシップでも
HSPには多少ストレスや刺激がつきものです。
それを踏まえてもパートナーと生活するプロセスで
貴重な経験をすることができます。
「愛し愛されるパートナーシップを経験してみたい」
という方は、勇気を少しずつ出して
外の世界に踏み出してみてくださいね。
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