HSPさんの中でも、頭では「結婚して家庭を持ちたい」と考えているのに、なぜか不倫の恋にはまり、苦しんでしまっているHSPさんがいます。
「HSPさんて社会のルールや決まり事は守るタイプじゃないの?」と思われるかもしれません。
たしかに「社会のルールは守りたい」と考えているにもかかわらず、実際は不倫の恋で悩んでいるHSPさんもかなりいらっしゃいます。
彼女たちはとくに華やかでもなく、すごくセクシーで奔放というわけでもない、ふつうのきちんとした女性です。
彼女たちはなぜ不倫の恋にはまり、悩んでしまうのでしょうか?
理由は2つあります。
・刺激を追い求めるHSS型気質
・自己肯定感の低さ
刺激を追い求めるHSS型気質
HSPさんの中でもタイプを4つにわけることができ、そのなかに、HSS(High-Sensation-Seekers)型という分類があります。
彼らは「刺激を求めるのが好き」「新しい事に挑戦したい」という傾向があり、HSPさんの中でも行動的です。
とはいえ、とても繊細で敏感というベースがあるため、刺激を追い求めては疲れ果てる、という矛盾に悩む人もいます。
刺激を求めてしまう気質があるため、「既婚者との恋愛」にひかれてしまったり、「ひかれた人がたまたま既婚者」にだったり、ということがあります。
不倫の恋は普通の恋と比べて制限があるため、刺激度は高いです。
また、たいがいは男性側が年上のため、たくさんの経験(ときには経済力)を持っているので、視野が広がる刺激的な体験ができるでしょう。
そういうことから不倫の恋に入ってしまいますが、そのうちに将来のない関係、落ち着かない気持ち、いたたまれない状況に疲れてきます。
HSPさんはもともと感情的な起伏が大きすぎると疲れすぎてしまいますから、最終的には辛くなり、関係は終わります。
自己肯定感の低さ
しかし、関係が続いていく場合もあります。
どんな場合かというと、自己肯定感が低い場合です。
「自分はダメだ」
「自分は誰からも愛されない」
「自分のことが好きではない」
という思い込みがあると、あなたを利用しようとする(相手にそのつもりはなくても)男性を引き寄せてしまいます。
これはHSPさんだけの話ではありませんが、HSPさんは敏感過ぎるがゆえに周囲の人から「しっかりして」などの言葉を言われ続けます。
また、自分は「人とは違うんだ」とネガティブなほうに気持ちを向けてしまうことで、「自分はダメだ」と思い込んでしまいやすいのです。
これは脳に「自分はダメだ」と思い込ませている状態で、極端な言い方をすると、自分で洗脳してしまっているような状態です。
いつも自分の脳が「自分はダメだ」と言っているわけですから、「ダメな状態になる恋愛」をわざわざ引き寄せてしまっているのですね。
そういう状態になっていると、ダメンズや、モラハラ男、不倫の恋で苦しむということなどが実際に起こります。
ここでは不倫について「良い・悪い」という話をしたいのではありません。
HSPさんは不倫の恋で苦しむケースが多いということです。
「相手の家族のこと」「自分の将来のこと」「誰にも話せない関係であること」などからだんだんと苦しくなってきます。
不倫の関係で苦しまない人もたまにはいるかもしれませんが、HSPさんは少なくともかなり苦しみます。
いったん悩み始めるとそのことで頭がいっぱいになり、他の事に集中できなくなります。
とはいっても、どう現状を変えていいかわからず、自分から別れを切り出すこともできません。
そうして「別れた方がいいと思うけど、別れられない」とずるずると関係が続いてしまいます。
婚活する前に自分の状態を見つめてほしい
「自分はダメだ」という思い込みによって「ダメな状態になる相手」を引き寄せてしまっている、ということをお話ししました。
ですから、たとえ、その男性とお別れしたとしても、「自分はダメだ」という思い込みが脳にしっかりしみついていたならば…。
「次は結婚できる相手を!」と願って婚活しても、モラハラ男やダメンズを引き寄せてしまい、また「ダメな状態になる相手」を選んでしまうことになります。
ですから、婚活を始める前に、あなたの状態をしっかり見つめてみてほしいのです。
思い出してみてください。
結婚したいと思った理由は何でしたか?
もし、「このまま一人だと不安だから」という「不安」をベースにした理由であれば要注意です。
なぜなら、脳が「不安」と「結婚」をひもづけしていまい、たとえ結婚したとしても「不安でい続ける結婚」を引き寄せてしまいます。
では、幸せな結婚をするにはどうすればいいのでしょうか?
引き寄せの法則
「不倫で苦しむ相手」や「ダメンズ」を引き寄せてしまっているのは、意識していない「自分はダメなんだ」、「ダメな状態がぴったりなんだ」という脳の思い込みでした。
本人は意識していないつもりでも、あるいは忘れたつもりでも、脳はかってに深い本心の思い込みを実現しようとして大活躍してくれているのです。
脳の力について例をあげますね。
たとえば「このブランドのバッグが欲しいな」と思っているとします。
すると、街を歩く人の持っているバッグにやたらと目が向き、欲しいブランドのバッグばかりが目に入ります。
こんなに誰もかれもが持っているブランドだったのかと驚いたことがありませんか?
また、雑誌を開いたらそのブランドのバッグの広告が目に飛び込んできたり、駅の出口を出たら目の前にバッグのショップがあった、などという現象が起こります。
このように「どうしてこんなにあのブランドのバッグばかり目の前に現れるのだろう」と驚かれることがありませんか?
これが脳の力です。
無意識が欲しいバッグの情報を集め、実際にバッグに関係する行動に出る機会が増えます。
このように、私たちの人生はどんな小さなことも、意識と無意識の両方で脳が働いて、私たちの本心を形にしていきます。
「引き寄せの法則」を脳科学の視点で説明すると、このように理解することができます。
「引き寄せの法則」については、他の脳科学理論や認知科学、量子力学、心理学、スピリチュアル、歴史学などの側面からもっともっとHSPさんの幸せのためにお話していきたいことがあります。
ここでは「引き寄せの法則」はすでに科学の世界で実証されてきている最新科学理論だということだけ、覚えておいてください。
自分の脳を味方につける
さて脳の話に戻りますと、何度も考えたり、強い感情がくっついていると、なおさらパワーが増していきます。
ですから心地よい事に意識を向けていれば、だんだんと心地よい状況になってきますし、逆に気持ちのよくないことに意識を向け続けると、実際あまり気分の良くない状況に近づいていく、ということです。
この脳科学の研究成果をぜひ婚活に活かしたいですね。
ではどうするか?
「自分が本当に叶えたい結婚やパートナーシップ」に意識を向けてみた方がいいに違いありません。
脳を味方につけるには、まずあなたが持っている思い込みを一つ一つ、紙に書きだしてみます。
不安なことも、心地よくなることも、すべて書き出します。
紙に書くことで視覚化し、現状把握できます。
次に、「これはいらない」というものを仕分けします。
例えば「自分はダメだ」という思い込みがあることに気づいたとします。
「これがあったから今までの恋愛がうまくいかなかったのだ」とさらに気づきました。
次は「自分はダメだ」という思いを消していくことです。
そして、「心地いい思い」に意識を向けていくことです。
たとえば
「笑顔と余裕のある自分」
そして
「パートナーと日曜の朝にゆっくりコーヒーを飲んで笑顔でおしゃべりしている自分」
「休みの日にゆっくり読書するかたわら、パートナーはとなりで映画を観ている風景」
こんなふうにどんどんイメージを広げてみましょう。
しかし、HSPさんはここで問題が発生します。
ネガティブな思いや不安が出てしまうけれど
幸せなイメージをしたあとに「でもやっぱり不安」「そんなことは無理」という状態になりやすいです。
これは脳の思い込みのすごさでもありますが、なかなか心地いいイメージにもっていきずらいのです。
それでも少しずつ、少しでも心地いいほうに意識を向けていく訓練をしましょう。
HSPの皆さんがそこに苦労することはわたし自身の経験から、よくわかります。
HSPナチュラルガイドプログラムでは、HSPさんがスムーズにイメージできるよう、いっしょに取り組んでいきます。
このようにして、婚活する前にはご自身の現状をしっかりみつめ、そして脳を味方にしようと意識することから始めるのがポイントです。
わたし自身も独身時代、ダメンズとの恋愛や自己肯定感の低さで本当に苦労しました。
「脳を味方にできる」ことを知っていたら、もうちょっと楽だったのにねと思いますが、気づけただけでも本当によかったです。
おかげで今はそれを結婚生活や仕事に活かすことができています。
もし不倫の恋にはまっているHSPさんがいらしたら、きっと苦しい気持ちでいっぱいでしょう。
HSPさんには不倫はハッキリ言って向きません、ボロボロになります。
HSPさんにとって、もっと心地いい世界があることを、ぜひ気づいてほしいと心から願います。
脳を味方につけて、幸せな結婚とパートナーシップをいつもイメージして過ごしましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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