あなたのパートナーはHSPですか、非HSPですか?
HSPさん(Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん)は
基本、
一人で過ごすのが好きですよね。
そんなHSPさんでも
恋愛し、
結婚すると、
パートナーと過ごす時間が増えます。
あなたのパートナーは
HSPさんですか?
それとも
非HSPさんでしょうか?
わたしのだんなさんは非HSPです。
それもかなり鈍感なタイプで
「人はみな自分と同じだ」
と考えるところがあります。
(自分がよろこぶことは
人も同じようによろこんでいる、など)
わたしはそんな彼のことがかわいらしく思えるので、
愛をこめて
「鈍感なクマさん」
と呼んでいます。
全く違う二人ですが、
二人ともが居心地いい暮らしができるように
工夫していることがいくつかあります。
その1つが
「だんなさんにHSP気質を理解してもらう」
ということです。
これは、とっても重要です。
HSPさん側だけが相手を理解していても関係はうまくいきません
たとえあなたがHSPさんでなくても、
パートナーは
生まれも育ちもちがう他人どうし。
考え方や感じ方の違い、
好きなこと嫌いなことを話し合い、
おたがいを知ることは
仲が良くなり、
関係を深めていくためには
とても大切なことです。
ポイントは、
あなたがHSPさんでパートナーが非HSPさんの場合、
あなたが一方的に相手を知るだけではダメ、
という点です。
たとえばかんたんな例をあげると、
好きなたべもの、
苦手なたべものについて。
HSPのあなたは
相手の食べ物の好みを、
もともとの強いアンテナと記憶力によって
しっかり把握しています。
「彼はアジフライが好きだから、
夕飯はそれにしよう」
「彼の好きなトウモロコシがセールだから
買っておこう」
と相手が喜ぶことを
先回りして考えられますよね?
自分が夕飯づくりの時は
ついついそうやって
「相手の好みを先」に考え、
とりいれてしまうことがないでしょうか?
実際に相手は
「好物だ!わーい!」
とよろこんでくれます。
よろこんでくれたら、あなたもうれしい気持ちになりますよね。
でも、
それだけではダメなんです。
こんどは相手が夕飯をつくる番だとしましょう。
相手は自分の食べたいものばかり作り続け、
時にはあなたの苦手な食べ物も食卓に並ぶ…。
1回目は
「せっかく作ってくれたから」
と苦手な食べ物について
相手に伝えずに終えてしまうことはないでしょうか?
相手はあなたが「喜んでくれた」とかんちがいし、
苦手なものとは知らずにまた夕飯に…。
「時にはわたしのことも考えてほしい!」
と爆発してしまう恐れがあります。
もともと悪気がなくやっていることなので
「なんで怒ってるの?」
と相手は不思議に思うでしょう。
もしあなたが自分の好きな料理を相手にしっかり伝え、
理解してもらうことをしていれば…。
あなたの苦手なものはさけて、
あなた好みのものだって作ってくれたはずです。
あなたが爆発して初めて相手は
「なんで?どうしたの?」
と思うことが多いです。
「相手がよろこんでくれればそれで充分」
という無償の愛をささげる、
愛のマスターであれば、
こんなトラブルなんて起きないかもしれません。
だけど私をふくめて多くの人が
愛のマスターではなく、
愛を学ぶためにこの世に生まれてきています。
「相手もわたしも、
二人がよろこべるにはどうすればいいか?」
を考えることのほうが身近な学びですよね。
話をHSPさんにもどしましょう。
HSPさんは
相手の考え方や好みなどを
敏感なセンサーでキャッチします。
相手があなたを知る以上に
こちらは
いろいろ察知してしまうので、
それで最初はうまくいってしまうことが多いです。
「気がつく、気の利く」HSPさんは
仕事でもこの力を発揮します。
上司やお客様の信頼につながるなら
それでもいいのです。
(同僚にいいいように使われるという話もありますが)
だけど、パートナーとの関係は
一方的に「気がつく、気の利く」だけではダメなんです。
だんなさんはHSPのわたしのように、勝手に気のつく人ではなかったんだ!
わたし自身もHSPなので、
結婚当初はだんなさんのよろこぶことを
先回りしてしていました。
だんなさんは世話を焼かれることに
よろこんでいたので、
わたしもそれには満足していました。
ですが、あるとき、
不満がわたしの中にたまっていることに
気がつきました。
「自分のしたい事ばかり主張して、
わたしのきもちを考えてくれない」
不満がたまっていきました。
わたしが一人でストレスをためていて、
だんなさんはそれに気づきません。
だんなさんは「鈍感なクマさん」ですから。
どんどんストレスがたまり、
今まで快調だったのに
便秘になっていました。
「二人で仲良く楽しく暮らす」
がわたしたちの結婚生活で大事なことと
決めていました。
だから、だんなさんとよく話し合いました。
それによって理由がわかったのです。
わたしが「よかれ」と思い、
なにも言わずにだんなさん好みのことをしていたことで、
だんなさんは
「わたしもそれが好き」
と思い込んでいたそうです。
わたしはハッと気づきました。
「だんなさんは
わたしのように
気づく人ではないんだ。」
「わたしの好みを
ちゃんと
知らせなくちゃいけないんだ。」
それ以来
「こういうことが好きで、こういうのはイヤ」
としっかり伝えるようになりました。
だんなさんもわたしに
「これはどう?」
と聞くようになりました。
尊重してくれているのを感じられて、
とてもうれしいです。
勇気をだして少しずつ、できることから伝えていきましょう
「自分の好みを言ったら拒否されないかな?」
と不安に思う人がいらしたら、
まずは少しづつ、
できることから伝えてみてください。
たとえば身近なことから。
今度いっしょに出かけるレストランであったり。
一緒に見る映画であったり。
たとえ不安を感じても、
勇気を出して伝える価値のあることです。
パートナーがあなたと同じHSPさんであったとしても、
やはり考え方の違いはあるでしょう。
もし、好みがまったく違うのであれば、
話し合いで折り合いをつけていけばいいだけですから。
話し合いができる関係が
HSPさんにとって
「ここちよい」
関係になるのは、
間違いありません。
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