ひきこもり時間で自分を守る

cat who withdraws and stays indoors

HSPさんにとってのひきこもりの意味とは

わたしの学生時代のひきこもり体験を
前回はお伝えいたしました。

HSPさんは「ひきこもり」たい?わたしの体験談

わたしの場合は単位を落としそうになった、
という危険がありましたが、
多くのHSPさん(Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん)にとっては
ひきこもるのはいいことだと思っています。

いいと思う理由をいくつかあげてみますね。

・誰にも気を使わず安心できる

・刺激をコントロールできる

・心身ともに休める

まさに、HSPさんにとってはカンタンにできる充電です。

「おうち時間」という言葉が最近はやりましたが、
この場合は【ひきこもり時間】とでもいいましょうか。

ひきこもることでエネルギーがチャージされ、
集中力やモチベーションが上がります。

精神的にも落ち着きますから、
あせらずに自分にあった婚活もできるようになるのではないでしょうか。

ひきこもり、オススメします。
どんどんやってしまいましょう。

ただし、
いい【ひきこもり時間】を過ごすためには
気をつけたいことがあります。

最初に期間を決めてそれを守る

期間をカレンダーに書き入れると
「ここまで」
と視覚化できていいですね。

ひきこもり明けに負担にならない用事をあらかじめ入れておくのも、
区切りをつけるいい方法です。
例えばお気に入りのカフェに行くとか、
ひとりで映画をみに行くなどです。

親しい人にひきこもることを伝えておく

あなたのHSP気質を理解してくれる友人やパートナーに、
ひきこもることを事前に伝えておきましょう。

「ちょっと疲れすぎちゃって、週末はたっぷり寝て休もうと思うの。
だからラインの返事とかできないかもしれないけど、
心配しないでね」
と素直に伝えましょう。

たいがいは
「ゆっくり休んで」
と言ってくれるはずです。

ただ、たびたび【ひきこもり時間】があると
「病んでるんじゃないの?」
と心配されるかもしれません。

その時にはこう伝えてみましょう。

「心配してくれてありがとう。
だけど、多くの人は外出したり、
飲みに行ったりしてリフレッシュするのかもしれないけど、
わたしの場合は一人でゆっくりすることで
リフレッシュできるの。
ひきこもっていても大丈夫だから。」

こういうことを日ごろから伝えておくと、
ヘンに心配されることもなくなります。

もしもの時に引っ張り出してもらえるよう頼んでおく

もし、あまりにも気分が落ち込んでしまい
「抜け出せなせなくなるかも…」
と不安なときは、
事前に親しい友人やパートナーに声をかけておきましょう。

「金曜、土曜は家にこもってゆっくりしようと思うけど、
それ以上こもってしまうと、
このままホントに外に出れなくなりそうでコワいから、
日曜からはふつうに出かけたいと思ってる。
もし、わたしが日曜までひきこもってたら引っぱり出して」
と頼んでおきましょう。

HSPさんは人に頼むのは気がひけるかもしれませんが、
まわりの人がいるからこそ、
元気になれるのも事実です。

わたしは学生時代に親切な先生に助けていただきましたし、
今ではだんなさんがわたしを引っ張り出してくれます。

だんなさんのおかげで、
ひきこもり過ぎずにメリハリのある暮らしができています。

時々はめんどうに感じることもありますが(笑)、
そばにいてくれる人がいることで
スッと社会生活に戻っていける安心感があります。

この点でもパートナーって本当にありがたいですね。

罪悪感と上手に付き合っていく

【ひきこもり時間】中に出てきてしまいやすいのが罪悪感。

「せっかく友達が誘ってくれたのに断っちゃったけど、
よかったのかな…。」
「婚活しなくちゃいけないのだから、
出かけて何かしたほうがいいんだよね…。」
「やらなくちゃいけないことがたくさんあるのに…。」

こんな風についつい考えてしまいませんか?

罪悪感があるのは仕方ありません。
HSPさんは罪悪感のような気持ちもふくめ
楽しいことも、不安なことも、
同時にたくさんのことを考えるのがクセですから。

だけど罪悪感だらけになってしまっては、
エネルギーチャージがしっかりできません。

罪悪感との上手に付き合っていくコツを見つけると、
とっても楽になりますよ。

罪悪感との付き合い方には
いろいろな方法があります。
あなたにとってしっくりくるやり方を
見つけてくださいね。

HSPさんは健康的に、自分らしくいるためにひきこもる

ここまで、ひきこもりのススメについてお話ししてきました。
「ひきこもり」という言葉を使わせていただきましたが、
もしかしたらその言葉にひいてしまった方や、
「わたしっていつかひきこもりになっちゃうの?」
と不安になってしまった方がいらっしゃるかもしれません。

一般的に「ひきこもり」という言葉には
ネガティブなイメージが多いです。

だから「ひきこもりましょう」と言われてもピンとこなかったり、
誤解してしまう恐れもあるかもしれません。
それでもひきこもりはオススメです。

わたしがハッキリお伝えしたいのは
「一般的なひきこもり」と
「HSPさんに必要なひきこもり」は
違うということです。

何が違うのかというと、
HSPさんは
「社会生活を健康的に、自分らしく続けるためにひきこもる」
ということです。

毎日の暮らし、仕事、趣味、婚活、夫婦生活などは
続けることが大切ですね。

(合わない仕事や不幸な結婚を無理して続けましょう、
という意味ではないですよ)

わたしたちの日常の暮らしはずうっと続いていきます。

その中でHSPさんは
日々、刺激を受け続けます。

刺激を過剰に受けつ続けてしまうと、
疲れすぎたり、
気分がふさぎすぎたり、
ひどい場合は体調を崩してしまいます。

そうなってしまう前に、
【ひきこもり時間】を上手に使うことで、
またいつもの社会生活に戻っていくことができます。

もしかしたら
HSPさんが疲労やストレスをためすぎた結果、
「社会生活に戻りたくても戻れない」
という状態になってしまい、
「一般的なひきこもり」になってしまった
ということも考えられるのではないでしょうか。

「一般的なひきこもり」の原因は
家庭環境や病気、ご本人の心情など人それぞれだと思いますが、
1つには「体と心の疲労が限度を越えてしまった」
ということがあるかもしれません。

できれば、本格的にひきこもることなく、
安定した状況で社会生活を送っていきたいですよね。

わたし自身も【ひきこもり時間】をうまく活用し、
毎日安定した気持ちと体調で暮らせています。

「これは電話をかけた方がいいかな?」
と思うときでも、【ひきこもり時間】中はメールで済ましたり、
翌日にまわしたり、
だんなさんに頼むなどしていますが、
今の所、とくに問題ありません。
(電話は刺激度が高いですからね〜。笑)

これからも
わたしは上手にひきこもっていくつもりです。

HSPさんのあなたも、4つのポイントに気をつけながら、自信をもってひきこもりましょう。
自分らしく暮らしていくために。

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