婚活やパートナー探しを始めていくと、「この人と本気で付き合っていいか」を決めないといけないタイミングがあります。
例えば、デートの3回目あたりでやってきます。
HSPさん(Highly Sensitive Person 繊細さん 敏感さん)は、「この人!」という確信が持てない限りは積極的になれず、「断っていいかどうかもわからない」と迷ってしまう状況におちいります。
HSPさんはすばやく決断するのが苦手なので、よほど相手に確信を持っていない限りは前になかなか進めません。
もしくは相手のペースに流されてしまい、ずるずると付き合い続けるうちに、「このままでいいのかな?」と折に触れて不安になってくるでしょう。
ほんらいはパートナーを見つけて幸せになりたいはずなのに、
「悩みすぎて疲れてしまった」
「もうパートナーなんていらない」
と投げやりになってしまいます。
そうなる前に、今日は「自分の感性に合うかどうか」をチェックするための3つのリトマス紙をお伝えします。
外食した際の店員さんへの態度を観察
デートで最も多いのが外食です。
レストランなどでの店員さんへの態度で、あなたに合うかどうかわかります。
店員さんはお客さんに強く言えないため、どうしても立場が弱くなります。
そのような弱い立場の人への対応でその人の本性が見えることがあります。
例えば、店員さんに怒鳴ったり、偉そうにしたりと横柄な態度をとっている場合。
この場合はすぐにお付き合いをやめた方がいいでしょう。
たとえ、あなたには優しかったとしても、彼の横柄な態度を見るだけでもHSPさんにとってものすごくストレスになります。
HSPさんはストレスを与える人に、自分からは近づいてはいけません。
どうしてもその人と「お付き合いをしたい」と考えたなら、ぜひ相手の方にたずねてみてください。
「さっき店員さんにキツイ言い方してたけど、どうしてそんな言い方するの?」
と勇気を出して聞いてみましょう。
相手の答えを聞いて、おそらく、今度こそ、付き合う気持ちがなくなります。
いつかあなたにも暴言を吐く恐れがあるかもしれません。
また、横柄ではなくても、店員さんに雑な態度をとる人もHSPさんのストレスになります。
もう一度言いますが、HSPさんはストレスを与える人に、自分から近づいてはいけません。
ドライブデートで観察
車の運転という状況でも観察できます。
運転中は本性が出やすいのです。
例えば、運転中にやたら文句を言う人や、暴言を吐く人はHSPさんには合いません。
先ほどの店員さんへの態度と同様でHSPさんはストレスになります。
あるHSPさん(30代女性)は年上のバツイチの会社社長と付き合い始めました。
出会いのきっかけは友人から誘われた飲み会。
近くに座った際に気配りができる人だなと感じ、好感を持ったとのことでした。
お付き合いが始まり、男性とドライブデートをすることになりました。
待ち合わせの場所に彼がBMWで現れた際は「かっこいい♡」と思わず浮かれてしまいました。
しかし、助手席に乗り、走り始めた次の瞬間。
「邪魔なんだよ!」と言って、道の前を歩いているお年寄りに向かってクラクションをパパーっと鳴らす彼の姿がありました。
お年寄りが道の端に寄った後、彼は「チッ」と舌打ちしてその場を過ぎて行きました。
彼女は「こんなことをする人なのか」とあぜんとしたそうです。
その日のドライブデートでは、いつも通り彼女には気配りのできる優しい様子でした。
でも彼女の心の奥で「この人は心に歪みがある人かも。今はわたしに優しくても、いつかあの顔が出るのでは?」と恐ろしく感じたそうです。
結局彼とはうまくいかず、自然消滅してしまったそうです。
ここでちょっと、うちのだんなさんの自慢をさせてください。
「運転が上手な人の特徴」という動画を見つけた際に、だんなさんに内容を教えてあげました。
・停止するとき、いつ止まったかわからないくらいスムーズにブレーキを踏む
・カーブなどでも違和感や重力を感じないよう減速している
・他の車や歩行者に上手に道を譲る
このことを教えてあげたら、だんなさんは早速実行してくれました。
交差点で止まる際は、やさしーく穏やかに停車してくれます。
普段からも他の車や歩行者にも親切です。
うちのだんなさんは最高ですよ。
スキンシップしたい?と自分に問う
「この人と手をつなぎたい?」
ズバリ、こう自分に問いかけます。
そして、さらに問いかけてみましょう。
「キスは?その先は?」
自分に問いかけて、わいてくる気持ちや感覚を感じてみてください。
「OK」であれば、まず大丈夫。
関係を少しずつ深めていってみましょう。
逆に「NO」ならば、パートナーとしては難しいでしょう。
たとえ、どんなに「結婚するには条件のいい人」であったとしても。
スキンシップが大切な理由
「心のつながりがあれば、体のことはそれほど重視しなくてもいいのでは?」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
「心と体は別のこと」と考えてしまいがちですが、それは違います。
スキンシップが心に与える影響はとても大きいのです。
スキンシップをすることで、オキシトシンやセロトニンといった幸せホルモンが分泌され、心が満たされ、安心感を得ることができます。
HSPさんはとくに、「安心感」をいつも必要としています。
「不安感におそわれた時は、パートナーと手をつなぐだけでも落ち着く」
という人もいます。
仲良しカップル、円満夫婦は必ずスキンシップを大切にしています。
わたし自身もだんなさんの顔、肩、お腹をナデナデして、まるでペットのようにかわいがっています。(笑)
「にくたらしい!」と思った時でさえも、ナデナデするようにしています。
そうすると、不思議と嫌な感情は消えて、だんなさんがかわいく見えてくるんですよね。
それぐらいスキンシップは心に良い影響を与えます。
スキンシップがイメージできないなら難しい
「スキンシップしたいかどうかで判断するなんて失礼ではないか?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
まったく失礼ではありません。
むしろ、早く判断した方がいいことです。
スキンシップの相性はいわば、本能的、直感的なもので、関係に大きな影響を与えます。
「性格の不一致」と言って別れる夫婦やカップルの理由の奥底に、実は「スキンシップしたくない」という本音が隠れています。
つまり、「誠実そうだから」「年収が高いから」「立派な人だから」と考えて付き合ってみても、本音で好きになれなければ長くは続きません。
早くに気づいた方が相手の方にとっても自分にとってもいいですよね。
スキンシップがイメージできない相手とは関係を深めることは難しいでしょう。
わたし自身が婚活をしていた際にも、スキンシップによって「この人は違うな」という体験をしました。
その時のわたしは3回食事に行きましたがこの先その男性と進んでよいかわかりませんでした。
手をつながれそうになった時、「手をつなぎたくない!」と感じました。
けっきょく、その男性とはお別れしました。
詳しくはこちらをごらんください
【HSP婚活ヨレヨレ体験パート2】自己肯定感が低いと出会うダメ男
HSPさんは考えたら悩むのですが、感じる力には優れています。
五感だけでなく、第六感も敏感です。
とはいえ、ついつい考えてしまうクセが出てきます。
「考えるな、感じろ!」
かなり古い映画ですが、『燃えよドラゴン』でブルース・リーが言っています。
「考えるな、直感を信じろ!」
映画『トップガン・マーヴェリック』では、トム・クルーズもこのように言っています。
詳しくはこちらをごらんください
トップガン マーヴェリック』の感動シーンと行動できないHSPさん
「スキンシップしたい?」と自分に問いかけてシンプルに感じてみましょう。
それが最大の答えであったりします。
以上、3つの場面をご紹介しました。
HSPさんに合わない人は、ストレスを与える人です。
最初はどんなにカッコよくて、好きでも、ストレスを与える要素がある人は、いずれあなたを苦しめます。
また、スキンシップができない人も安心感が生まれません。
これらのことをぜひ参考にしてください。
あなたにぴったりの人と出会えることを願っています。
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