免疫力にお汁粉は関係ない

だんなさんののりりんは、ADHDとASD(自閉症スペクトラム)がある。以前はその気質が強く出ていて悲しくて泣いてしまう事も多々あった。
だけど、最近はかなりおとなしくなってきている。
おとなしくなったのには理由があるけれど、その理由は後日ということでいいかしら?

ADHDとASDが落ち着いてきているのは、奥さんのわたしにとっては暮らしやすいので幸いなことだ。
(当の本人は今も昔も幸せ度はたいして変わらないようだけど)
とはいえ、まだまだ日常でちょこちょこと垣間見えるADHDとASDの特徴は、私をときどきイラつかせる。
まあ、イラつかせるのである。

のりりんはASDのなかでも、どちらかというと、アスペルガーで、頭はよい。
実際、北海道大学出身だから、頭は良い。
そして、本人は意識せず、こちらが気に障るようなことを言う時がある。

🌈ADHD・ASD夫・恋人からもう逃げない*トリセツ作成🌈

先日のこと。
のりりんはお汁粉が好物である。
入っているお餅は焦げ目がついて香ばしく、それに塩をかけて食べるのが好きだ。
のりりんは花粉症で、とても辛そうだったその日。
かわいそうだから、好物を食べて元気を出してもらおうとお汁粉をいそいそと作った。
市販のあんこをお湯にとかすという手抜きではあるが、お持ちの焼き加減にはこだわる。
しっかり焦げ目をつけて、香ばしく仕上げる。
このためにはお持ちの前から一瞬たりとも離れることはできない。
油断すると香ばしさを通り越し、真っ黒こげ、ひどいときは火がついていることがあるからだ。
餅の前に張り付いて、いいかんじの焼き具合に仕上げ、お汁粉は完成。

のりりんは美味しそうにお汁粉をすする。
「よかった、よかった、喜んでるな」と心でにんまりしたので、のりりんに声をかける。
「花粉症で大変だけど、お汁粉食べて、元気出してね。」
そのあと、のりりんはこう言ったのだ。

「免疫力にお汁粉は関係ない。」

正直、イラっとしましたよ。
なんだよー!その言い方って!
イラっとしたけど、訓練の成果でわたしは10秒待った。
そして、ホ・オポノポノのクリーニングを心の中でしてから、のりりんにこう言った。

「たしかに、免疫力に食べ物は関係ないよ。それはそうだけど、のりりんが花粉症で元気がなくてかわいそうだから、好物のお汁粉で元気が出たらいいなと思って作ったんだよ。それなのに、『免疫力には関係ない』はひどいんじゃない?さゆりんののりりんに少しでも元気になってほしいという気持ちで『元気出してね』と言ったのに。どうなの?さっきの『免疫力には関係ない』とい返し方って?さゆりんに対する思いやりはゼロだよね?」
と、きっちりツッコんで差し上げました。

すると本人は、自分のASDらしい発言を理解したようで大笑い。
図星だ~!という顔をして笑いながら謝ってくれました。

わたしも笑って、イライラも消えました。

我が家では、ADHDとASDからくる、のりりんのコミュニケーションのおかしさを、きちんと伝え、笑いに変えています。
のりりんもイジられるのが好きみたいで、つっこまれると喜ぶようです。
でも、昔はイジると怒った時もあったので、現在はのりりんのインナーチャイルドが癒されたから、それが可能なのでしょうね。

最近のお汁粉事件でした。

わたしはHSPなので、のりりんの発言にやたらき傷ついた時期もありましたが、現在では傷つくのではなく、のりりんのツッコみに変えて笑いを作るようにしています。

HSPのわたし、ADHDとASDののりりんという、ヘンテコ夫婦ですが、違和感を残さないよう(主にわたしだけですが、)努力していることで仲良し夫婦でいられるかなと感じています。

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